副業もビジネスであることは変わりません。
時給制の副業であれば自分の時間をお金に変えるだけですが、ネットでの副業の場合、自分の才能によってどれだくらい稼げるのかが変わります。
現実的に同じ副業でも稼げている人もいれば、稼げないと嘆いている人もいますが、その違いはどのような点から生まれているのでしょうか。
副業で稼げる人の特徴
どのような人が副業で稼げるのかをチェックしてみましょう。
専門的な強みがある
専門的な強みがある人は副業で稼ぎやすい傾向にあります。
専門的と言ってもジャーナリストになれるレベルということではなく、趣味レベルでも良いので「これが好き」「これは人よりも詳しい」といったものがある人です。
特にネットでの副業の場合、ニッチ産業へのニーズもあります。
むしろそのような産業の場合、仕事をこなせる人がいないので高額の報酬が用意されているお仕事もあります。
例えば副業でWEBライターをと考えた時、誰もが知っているようなノウハウの記事など、誰でもできるので報酬は低くなりますが、知っている人が少ないようなマニアックなジャンルであれば、依頼主からすれば多少お金が高くなったとしてもしっかりと分かっている人に仕事を任せたいと考えますので、自分自身の「得意ジャンル」が明確な人は稼ぎやすいです。
副業でも「真剣に」取り組める人
ネットを活用した副業の場合、とにかく簡単に取り組むことができますので、悪く言ってしまえば「気楽に」取り組んでいる人も多いのではないでしょうか。
ましてやメールでの連絡になりますので、ついつい引き受けてしまったものの、嫌だなと思ったら連絡をしないでそのままフェードアウト…という人も多いです。
しかし、依頼している側としてはビジネスです。その気持ちをしっかりと理解し、気軽にこなせるお仕事でも責任感を持って取り組める人は稼げます。
計画性のある人
どのような副業であれ、本業を抱えた中で副業をこなす場合、自分自身の能力や経験もさることながらスケジューリングが大切です。
まずは本業ありきな中で、副業にどれだけの時間を割けるのかや、本業に支障をきたさない範囲での仕事量がどれくらいになるのか。これらを全て自分で管理しなければなりません。
会社でのお仕事であれば会社側がある程度仕事量の調節を行ってくれますし、スケジューリングに関しても気にかけてくれることでしょう。
しかし副業の場合、それらはすべて自分自身で何とかしなければなりません。
行き当たりばったりの場合、どれだけ高いスキルを持っているとしても本業に支障をきたしたり、お金になると思って無理に仕事を引き受けて結局は何もできず…というケースにもなりかねません。
好奇心と行動力のある人
好奇心のある人も副業に向いています。
特にネット上には様々な副業がありますので、自分で調べて「自分でもできるのではないか」と考えて実際にチャレンジすることで副業として収入を得ることが可能です。
例え自分には向いていないと思っても「どんなものなのかとりあえず登録してみる」といった好奇心。そして実際に登録する行動力。これらがある人は、自分にぴったりの副業を見つけられることでしょう。
副業で稼げない人の特徴
では逆に、副業で稼げない人。つまり、副業に向いていない人はどのようなタイプなのかもチェックしてみましょう。
自主性がない人
自主性がない人は副業には向いていません。
副業は自らの意思で取り組むものなので、漠然と「もう少し収入があればな」と思っているだけで何もしない人は副業には向いていません。
どのようなジャンルであれ、副業は自らの意思で行うものですし、誰かから強制されるものでもありません。
会社であれば進行が遅ければ上司からせっつかれるでしょう。怒られるのが嫌だからという理由であっても、仕事の動機にはなるものです。
しかし副業の場合、怒ってくれる人さえいませんので、やる気を出さなければ何も行えません。
継続性がない人
副業は基本的に継続性が求められます。
副業は一攫千金的なものではなく、コツコツと行うものなだけに、継続力のない人は副業は向いていません。会社から帰宅して毎日一時間頑張れるかどうか。文章にすれば大したことないように思えるものの、疲れて帰宅してそこから一時間…というのは簡単ではありません。
しかし、副業で稼ぐためには「そこからの一時間」が求められます。
「今日は疲れているから明日でいい」と考えてしまいがちな人は、残念ながら副業には向いていません。
疲れていても「コツコツこなすことが大切だから」と取り組める人こそ、副業には向いているのです。
副業で稼ぐには自分次第
副業は全てが自分次第です。
副業をするかしないかという選択肢に始まり、どのような副業をどれだけこなすのか。
全ては自分次第になります。
自主的に行動しなければ稼げない
副業の多くは、誰かから事細かくあれこれ言われることはありません。
特に個人でも取り組めるような副業の場合、どのようなペースで取り組むかもすべて自分の自由ですが、だからこそ何もしなくとも誰からも怒られません。
さらには副業を行わなくともメリットを受けられないだけでデメリットが発生することはありませんので、モチベーションも上がりにくいという人もいるでしょう。
裏を返せば行動すれば稼げる
副業は全てが自分次第です。つまり、裏を返せば行動すれば稼げることを意味しています。
副業で副収入を得ている人は、何かしら頑張っているからこそであって、決して楽に稼いでいる人ばかりではありません。
楽そうに見えても裏では努力をしていたり、リスクを恐れずに行動しているものです。
副業に取り組んで「あと少しの収入を」と考えているのであれば、自らで動き出すことが求められます。
副業をするもしないも自由
副業は行う自由もあれば行わない自由もあります。
だからこそ、どのように取り組むのかを自分自身で考えなければなりません。
「あと少しお金があれば」という願いは自分の努力次第で叶えられる時代です。その点を踏まえ、副業に取り組むべきなのかや、どのような副業が自分に向いているのか。さらにはそもそも副業が向いているのかなどを含め、今一度考えてみると良いでしょう。