
働く場所の制約が外れると、住む場所の選択肢が広がります。ただし副業の観点では、場所より「その仕事がオンラインで完結するか」のほうが効いてきます。
この記事の目次 5項目
場所を選ばない仕事と、選ぶ仕事
| オンラインで完結する | その場所にいることが必要 |
|---|---|
| ライティング、デザイン、プログラミング、翻訳 | 家事代行、ベビーシッター、出張撮影 |
| オンライン相談・レッスン | 駐車場やスペースの貸し出し(物件のある場所に依存) |
| アンケート・ポイントサイト | 単発アルバイト、覆面調査 |
| ネット販売(発送作業は自宅で完結) | リゾートバイトなど住み込みの仕事 |
地方に移っても続けられるのは左側です。右側は移った先の需要に左右されます。移住を考えるなら、左側の副業を先に立ち上げておくと、移った後の収入が読みやすくなります。
移った先で変わること

- 住民税の納付先が変わります。その年の1月1日時点で住んでいた市区町村に納めるため、引っ越した年とその翌年でズレが生じます
- 普通徴収の運用は自治体ごとに違います。副業が事業所得・業務に係る雑所得なら普通徴収を選べますが、実際の扱いは市区町村の税務課に確認してください
- 地域の需要が変わります。家事代行やシッターのように、その場所にいることが必要な仕事は、都市部と地方で案件数が大きく違います
- 通信環境を先に確認します。オンラインで完結する副業は、回線の安定性がそのまま仕事の可否になります
会社との関係で確認しておくこと
リモートワークが認められていても、居住地の制限(出社可能な範囲に住むこと)を就業規則や労働契約で定めている会社があります。副業以前の話として、住む場所を変える前に人事に確認してください。
副業については、モデル就業規則(令和7年12月版)第70条が原則容認の形になっています。届出制の会社なら、移住とあわせて届け出ておくのが確実です。
場所を選ばない仕事を探せるサービス
- クラウドワークス … 案件数が多いクラウドソーシング。最初の1件を見つけやすい
- ランサーズ … プロジェクト形式の案件が中心
- ココナラ … 自分の知識・スキルを商品として出品する
- クラウディア … 手数料が低めのクラウドソーシング
- シフトワークス … 働きたい時間を指定して仕事を探せる
次に読むなら
- 地方に移って副業を続けるには … 移住前に立ち上げておくもの
- テレワーク中に副業はできる? … 時間の線引きと在宅向きの仕事の選び方
- 場所を固定しない働き方 … ノマドワークで実際に必要になるもの
この記事で参照した資料
- 厚生労働省「モデル就業規則」(令和7年12月版)第70条
- 地方税法318条・321条の3(e-Gov法令検索)
この記事に書いた制度の内容は 2026年8月22日 に、国税庁・厚生労働省・総務省など発表元の資料で確認しました。制度は改正されることがあるため、手続きの前に必ず最新の内容をご確認ください。




