
YOOR(ユア)は、オンラインサロン、ファンクラブ、学びのコミュニティなどを開設できるサービスです。初期費用・月額固定費は0円で、売上が発生すると手数料がかかります。すでに発信しているテーマや専門知識を、会員向けの継続サービスにしたい人が検討する選択肢です。
ただし、サロンを作れば自動的に会員が集まるわけではありません。副業として考えるなら、開設の簡単さより「誰が、何に対して毎月お金を払うのか」を先に決める必要があります。
確認日:2026年9月7日。公式サイトの公開情報に基づく紹介です。編集部が運営して得た収入実績や、利用者への独自アンケートを示すものではありません。
この記事の目次 6項目
YOORの基本情報
| 運営会社 | 株式会社ファンコミュニケーションズ |
|---|---|
| 主な用途 | オンラインサロン、ファンクラブ、レッスン・コミュニティ運営 |
| 初期・月額固定費 | 0円 |
| サービス手数料 | 売上金額の18% |
| 振込手数料 | 申請ごとに230円 |
| 主な機能 | 専用トークルーム、画像・動画投稿、複数プラン、月額・単発決済など |
| 売上の受取り | 振込申請後、翌々月10日を基本に銀行振込 |
出典:公式・サロン開設案内、公式・開設に関するFAQ付き案内。金融機関の休日に当たる場合は10日以前の営業日。申請内容に誤りがある場合などは異なります。
何を提供すれば副業になる?
収入の元になるのは、会員が支払う利用料金です。テーマだけでなく、会員が受け取れる具体的な内容を設計します。たとえば、写真の撮り方を発信している人なら作品への講評、ハンドメイドの作家なら制作過程や会員限定の交流、といった形が考えられます。
これらは編集部による企画例で、収益実績ではありません。最初から「いつでも質問し放題」などの約束をすると、本業との両立が難しくなることがあります。更新頻度、返信時間、個別対応の範囲を決めてから募集しましょう。
- 知識・経験を届ける:決まった頻度の解説や、テーマを絞った質問会。
- ファンとの接点を作る:活動の裏側、制作日記、限定コンテンツ。
- 同じ目的の人をつなぐ:作品共有や振り返りの場。参加ルールと運営対応が必要。
売上と手元に残る金額を分ける
標準のサービス手数料18%と、1回の振込申請に230円がかかる前提では、次のように計算できます。
| 月額1,000円の有料会員数 | 売上 | 18%・振込230円を引いた額 |
|---|---|---|
| 10人 | 10,000円 | 7,970円 |
| 30人 | 30,000円 | 24,370円 |
| 50人 | 50,000円 | 40,770円 |
全員が課金済みで、対象売上を1回で振り込むと仮定した編集部の計算です。返金、税金、機材・制作費、外注費などは含みません。会員数の予測でも、毎月受け取れる金額の保証でもありません。
会員10人の場合、月10時間を運営に使えば、上記の差引額は1時間あたり797円です。開設時の準備や集客にも時間がかかるため、「固定費が0円」と「負担がない」は分けて考える必要があります。
集客の土台がある人ほど検討しやすい
YOORは、会員向けの場や決済を用意する仕組みです。集客の計画はオーナー側で持つ必要があります。フォロワー数だけで判断せず、普段から質問されること、繰り返し相談されること、参加したいと言ってくれる人がいるかを確認しましょう。
これから発信を始める段階なら、まず無料投稿や単発のサービスで反応を見る方法もあります。継続的なコミュニティ運営と、一度の納品で終わる仕事は負担が違います。ココナラやストアカも含め、自分が続けやすい提供形式で選んでください。
開設前に決めておくこと
- 対象者と提供内容を1文で説明できるようにする。「交流の場」だけでなく、参加する理由を具体化する。
- 投稿・イベントの頻度、返信の目安、休む場合の対応を決める。
- 料金、課金開始、解約・返金の取扱いを公式の仕様・規約と照合する。
- 会員登録後、サロン情報とプランを設定し、提供内容と金額に食い違いがないか確認する。
- SNSや既存の発信で告知する。会員の写真・投稿を外部に載せる際は事前に了解を得る。
手続きは公式の開設案内を参照してください。無料期間を設定した場合は、その後の自動課金を含めて参加者に分かる説明が必要です。閉じたコミュニティでも、第三者の著作物や本業の機密情報を自由に共有できるわけではありません。
YOORを選ぶ前の判断
「継続して届ける内容がある」「関心を持つ人との接点がある」「会員対応の時間を確保できる」なら、固定費を抑えて始められる候補です。反対に、短期の現金収入が必要な人や、登録後は放置したい人には合いません。振込までの時間も資金計画に入れてください。




